予備校に通うことになったら、一年間どういう生活をするのか? すなわち、 予備校のスケジュール が気になりませんか?そのような疑問をお持ちの方、また、以下のような悩みをお持ちの方に答えていきます。
1 予備校の1年間ってどういう一年間?
2 時期によって注意することは?
3 後悔とかあったら教えて
筆者の経験
宅浪、仮面、予備校生の経験あり。
国公立理系を目指すも受からなかった失敗から説明します。
予備校のスケジュール3~4月
この時期は、モチベーションもテンションも高いです。
なぜなら、まだ始まったばかりですし、予備校のオリジナルテキストを配布されて「これからやってやるぞ」という気持ちになります。
この時期に注意することは、やる気に任せて勉強することです。
「それっていいことでしょ?」と思った方もいると思いますが
やる気任せで勉強すると、夜遅くまで睡眠時間を削って勉強する人がいます。
必ずガス欠します。
受験はマラソンです。マラソンで最初から50メート走のノリで全速力を出すのは
やる気があるないではなく、ただの考えなしですよね。
一日のスケジュールを立てて、守ることをしておけば良かったと私は反省しています。
感情ではなく、理性で行動しましょう。
「闘志は必要だ。だがそれは秘めろ」
黒子のバスケで赤司が黒子に言った言葉を引用しました。
この時期には、この言葉がピッタリです。
スケジュールについての考え方は以下の記事の一部にまとめました。↓
浪人が決まったらどうする?浪人の決まった人がまずやることを簡単にまとめてみた。ここから浪人を始めましょう。
予備校のスケジュール 5~6月
一ヶ月が経過し、段々と予備校にも慣れてきます。
この慣れがダレに変わる可能性がとても高いです。
この時のダレをきっかけに遊ぶ予備校生が大量発生します。
ダレてしまった友達は切りましょう。ダレが感染してしまいます。
この時のダレにはもう1つ原因があります。
模試の結果が良くて、間違った根拠で安心してしまうのです。
現役生がまだ覚醒していない時の模試なので、浪人生は良い成績が出やすいです。
この時の模試の判定は参考にせず、どこが弱点なのか、分析に使いましょう。
とにかくダレに注意です。
せっかくの生活習慣が台無しになります。
予備校のスケジュール7~8月
瞬く間に夏期講習に突入します。この時に「もう夏になってしまった。」と
謎の緊張をしたり、焦りの気持ちが出てくると思います。
ですが、やることは変わりません。
スケジュールを守ってください。
生活習慣を崩さないでください。
夏期講習における注意は講座を取り過ぎないことです。
「たくさん取るんじゃないの?」と思った方も多いでしょう。
しかし、無理に取り過ぎて時間に余裕が無くなると自習ができなくなります。(予備校側はもちろん受からせるためですが、営業の側面もあるので結構強くたくさん取るように言ってきます。)
自分の時間を無理に削ってまで取る必要はありません。
自分が必要と思うものだけ取りましょう。
自習の時間にあなたの成績が伸びるのです。
相談したければ、チューターではなく、予備校講師に相談するのがベストです。
予備校講師は、専属でない限り複数の予備校を兼任しているので、チューターよりはバイアスが掛かってないです。(決してチューターがダメと言っているわけではありません。ただ、学校とは違い企業ですので、上からなるべく教室を埋めるようにと言われていたら…ということです。)
予備校「メイン」で考えると危険な理由を以下の記事の一部にまとめました。↓
浪人が決まったらどうする?浪人の決まった人がまずやることを簡単にまとめてみた。ここから浪人を始めましょう。
予備校のスケジュール 9~10月
ここから折り返しです。ここでまた精神を追い詰めるイベントである
テキスト配布に注意です。しかしこのときのダメージは夏とは別格です。
4月に配布されたテキストと似たような表紙を見て、半年前の予備校入りたてのあの頃を思い出し、半分経過しても成績に大きな変化が見られないことに気付いて震えます。
しかしそれはあくまでもあなたの感覚に過ぎないので気にしないでください。
ここから少しずつ赤本に手を伸ばす人が出てくると思います。
早い人で9月入ってすぐに手を出しますが、あなたがまだ必要でないと思うのであれば
流されずに自分のやるべきことをやってください。
それから、現役生が模試で猛威を振るい始めるので、結果をみて伸び悩んでも気にしないでください。
予備校のスケジュール11~12月
入試が見えてきます。
予備校では必ずカウントダウンをしています。
100日を切ったら予備校側もそこに触れた話をよくするようになります。
「いよいよ100日切りましたね。~」みたいなやつです。
ここまで読んだ方の中には、「こいつここまでずっと気にしないでとか、生活習慣をどうのこうのとしか言ってないじゃん」と思った方もいると思います。
ですが、それがすべてなのです。私がこの話を通して言いたいことは
様々な誘惑やプレッシャーを受けても
受験というマラソンを走る速さは一定に。ということです。
予備校のスケジュール 1~2月
この時期に関しては特に何もありません。
ここまでずっと遊んでしまった方は残念ながら間に合わないですし
勉強してきた方は本番に緊張すると思いますが
その緊張を解消する方法はありません。
緊張を受け入れたうえで実力を発揮するしかないのです。
ちなみに、受験を終えた方から予備校には行かなくなります。
他の方がまとめたサイトを貼っておくので、参考にしてください。↓
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