浪人 は十人十色、文系理系或いは医学部、中堅難関或いは最難関、人それぞれであると思います。
浪人1年目なら以下のような疑問、悩みがあるのではないでしょうか。ここでは、こういった疑問に簡単に答えていきます。
- 浪人 は何からやるの?
- 浪人 が決まったけど、どうすれば…
- スタートダッシュを切りたい
筆者の経験
宅浪、仮面、予備校生の経験あり。
国公立理系を目指すも受からなかった失敗から説明します。
浪人 の準備:「負け」を認めよう
いきなり厳しいですね。しかし、あえて言わせていただきます。
あなたは負けました。
これを受け入れることが、まず何よりも最初です。
一言で言うなら、「切り替えろ!」です。
「そんなことは分かってる!!」「そういうのを聞きたいんじゃない!!」
「そんな簡単に切り替えできたら、苦労は無いわwww」という方々、
分かります。物凄く分かります。
ですがまずここからなのです。
過去を捨てましょう。
変わらない過去を「あれがこうだったら…」と考えるよりも
一年後の未来が「どうやったら地獄にならないか」ということに頭を使いましょう。
浪人 の準備:第一志望を決めよう
早っ!と思った方も多いと思います。
ですが、決めてください。最低でも、どの辺のレベルか程度は決めてください。
でないと、これから勉強するときに、ゴールがどこにあるのか分からずに勉強をすることになってしまうからです。
ゴールが明確な方が現時点からの距離もよく分かり、対策も立てられます。
距離が遠すぎて、メンタルが幻滅することもありますが、闇の中を進むよりはマシです。
この志望校選びについては、自分で決めるしかありません。
現役の時と同じ志望校で行くのか、難易度を上げるのか下げるのか、
悔いのない選択をしてください。とはいっても、まだ1年先であるのもまた事実。
後からいくらでも変更可能です。ですので、軽くといったら乱暴ですが
あまり気負いずぎないように選んでください。
浪人生活を始める前に:スケジュールと勉強方法を見直そう
ここまでは精神論的なことばかりになってしまいましたが、ご存じの通り、大学受験は精神論で突破できるものではありません。
次は具体的な行動について考えてみましょう。
スケジュール (浪人生活を決める)※後から変えて大丈夫です。
受験前に夜遅くまで勉強していませんでしたか?
そういった生活習慣を見直してください。
スケジュールを立てる上で大切なことは、
② 1日8~13時間の勉強をすること
③ 継続すること
この3つです。やりすぎは逆に良くありません。必ず寝てください。
「15,16時間を1年間続けたら良くね?」と考える人もいると思いますが、
それは、「50メートル走のペースでフルマラソンを走り切れば、いいタイムが出るんじゃね?」と
言っていることは同じです。物理的に不可能です。
あなたが、四皇レベルの怪物であるなら話は別ですが、そうでない限り、1か月でガス欠するので
やめましょう。安心してください。世の中ほとんどが平凡です。平凡な人が今より上に行くには、
積み重ねること、継続するのみです。
そして、量を最大限抑えつつ、体のパフォーマンスも損なわないギリギリが
6~9時間睡眠時間を確保
1日8~13時間の勉強
であるということです。(科学的な根拠などはありませんが、上位の大学を目指す人ほど勉強時間
はもちろんですが、生活習慣をより大事にしている印象を受けました。)
これも、先ほどの第一志望を決めた時と同様で
後から変えて大丈夫です。気負いすぎないようにしてください。
勉強方法(勉強について)
これについては人それぞれであり、具体的なことは言えませんが、2つ注意があります。
②参考書を絞る。
①予備校に頼りすぎない。基本は独学。
驚いた方も多いかもしれません。
ですが、もし予備校に通うことになると
朝から夕方までずっと予備校で
まるで学校のような感覚になりますが、それは間違いです。
予備校はあなたの勉強のサポートをしてくれる場所であって、メインの場所ではありません。
では、メインは何かというとメインは独学です。
「独学で何とかならないから、予備校に通うことになったんだよ」という人もいると思いますが、
あなたの成績が最も伸びるのは、自習の時間です。
逆に、予備校のテキストに追われ、自分でやっている問題集なんかが全く進まない方が問題です。(それを危惧してなのかはわかりませんが、予備校のテキストは問題が少ないです。)(時間の都合だと思いますが。)
ここで言いたいのは、予備校行ってるだけで満足 となってほしくないということです。
自力で何とかする、自分で自分を受からせる心構えを忘れないでください。
そして、どうしても分からないことがあったら、予備校の先生を思う存分使って、効率良く勉強しましょう。
何度も言いますが、予備校はサポートです。自分の成績は、自分で上げるのです。
②参考書を絞る。
色々なものに手を出すなということです。
使う参考書は、何冊も用意するのではなく、一科目あたり1~2冊にしておくのがいいです。
情報が多すぎると頭が混乱するので、1つ極めてから次の参考書へ行くのがいいと思います。
予備校に通っているなら、テキスト + 1冊
予備校に通っていないなら、1冊
これでいいと思います。
4月から 浪人 スタートは間違い
文字通りの意味です。
真面目に4月まで待つ必要はありません。
浪人が決まった時点がスタートです。
もう始まっています。
これは何となく分かっていると思います。
最初は、やる気に満ち溢れているものです。
しかし、やる気に任せてはダメです。
すぐに右のようになります。
将来の自分は他人として考え、信用しないように
しましょう。
今すぐ始めるのは、
先ほど決めたスケジュールを実行し、いち早く習慣化させることです。
自分という人間を監督する、マネジメント(管理)すると考えてください。
早速、勉強しよう
では、勉強を始めましょう。
先ほども言いましたが、もう始まっています。
ですが、焦らず、先ほどのスケジュールはしっかり守ってください。
睡眠時間を削って勉強しようなんて、絶対しないでください。
規則正しく、勉強した者が勝つのです。
おまけ(浪人に関する他の情報)
予備校についてもまとめました。
浪人生は予備校に行くもの?予備校のメリット・デメリットから予備校の選び方まで解説。
他の情報も参考にしてください。
以下に他の方がまとめた情報を貼っておきます。(2021年2月現在)
浪人のメリット・デメリットについてはコチラ↓(外部リンク)
浪人経験者の対談はコチラ↓(外部リンク)
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